補聴器販売店の実態

これからの高齢化社会、補聴器の普及率が伸びることは間違いないと思います。しかしながら、専門的な知識を有した、良心的な販売店は極めて少ないのが実情です。

補聴器販売店の実情を赤裸々に語ることで、これから補聴器の装用を検討している方々の、参考になれればと思っています。

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    とにかく、知識や技術には疎くとも、自分なりに一生懸命やっていたせいか、最初の月から120万円の売り上げを上げることができました。 そして、最初の一年間は、売上が100万円を切ることはありませんでした。これは、入社一年目の新人としては悪くない成績でした。 給料も上がりました。私はこの調子でいけば、も... 続きをみる

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  • 初成約

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    前の記事で「補聴器の調整」について書こうとしたのですが、話が逸れてしまいました。 私が言いたかったのは「ある程度の補聴器の調整は、誰でもできる」ということです。だから、眼鏡店とか電器店とか、補聴器とは直接関係のない業界が補聴器販売に乗り出しているのです。 現在販売している補聴器は、そのほとんどが「... 続きをみる

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  • 面接へ

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  • 私が補聴器業界に入った理由

    私が最初に補聴器業界に足を踏み入れたのは、三十代半ばの頃でした。 私はそれまで、職を転々としていました。 大体二年~四年で会社を辞めていたのです。 理由は色々ありましたが、やはり一番は「人間関係」でした。 私は真面目でしたが、固すぎて融通が利かないところがありました。 いわゆる「慇懃無礼」というや... 続きをみる

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  • アメブロでも投稿しています

    当ブログ「補聴器販売店の実態」は、同内容のブログをアメーバブログでも投稿しています。 これまでは同時に投稿してきましたが、記事の一覧や分類等、読む方にとっても利便性が高いと思いますので、今後はアメブロに一本化したいと思います。 よろしくお願いいたします。

  • 補聴器は高い!

    東洋補聴器(仮称)の営業形態は「店舗」と「相談会」の二本立てで、担当はそれぞれ決まっていました。 「店舗」の担当は店に常駐し、チラシや電話帳を見て来店した客に、補聴器を販売します。 「相談会」というのは、市民会館のような公共施設の一室を借りて「補聴器相談会」を開催します。集客は主に新聞折込のチラシ... 続きをみる

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  • 実践研修

    私が配属されたのは、東北地方のD支店でした。基礎研修を行ったC支店と比べると、顧客が多く忙しいので、実際に使われている補聴器に触れる機会が増え、簡単な調整を任せられることもありました。 ところで、ここで一つ、補聴器の調整について述べたいと思います。 現在、補聴器は専門店以外の眼鏡店や電器店、ドラッ... 続きをみる

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